食品検査

食品検査食品検査

理化学的検査

栄養成分・ミネラル検査

「食品表示基準」(内閣府令)に基づく栄養成分表示を行う際に必要な検査です。容器包装に入れられた一般用加工食品及び添加物には、食品表示基準に基づき、栄養成分の量及び熱量の表示(栄養成分表示)が義務付けられています。
当協会では、「食品表示基準」(内閣府令)に基づく栄養成分表示に必要な検査を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

栄養成分7項目セット

水分、たんぱく質、脂肪分、炭水化物、灰分、食塩相当量、熱量(エネルギー)
※個別の検査も承ります。

ミネラル

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン等

残留農薬等検査

市場に流通する農産物や加工品等の残留農薬については、厚生労働大臣によって項目ごとに基準値が決められています。
当協会では、最新の検査機器を使用した検査目的ごとのプランをご用意しておりますので、お気軽にお問い合せください。
※残留農薬の項目によっては、試験品に含まれる妨害成分により検査ができない場合があります。

野菜と果物

残留農薬検査200項目

農産物(野菜、果物)について、過去の摘発事例や検出事例、使用頻度の高い農薬を抽出した200項目の一斉検査を行います。コストパフォーマンスを重視したプランです。

残留農薬検査300項目

過去の摘発事例や検出事例、使用頻度の高い農薬を抽出した300項目について一斉検査を行います。農産物、加工食品等の食品全般のスクリーニングに適したプランです。

残留農薬個別検査(一成分毎)

ご指定の農薬のみの検査を行います。項目についてはお問い合わせください。

細菌学的検査

微生物検査

食品の生産、製造、販売等に携わる食品関連事業者には、食品の安全性を確保する第一義的責任があるとされています。
当協会では各種食品、原材料等の細菌学的検査を行うことにより事業者様の衛生管理のお手伝いを行っております。

汚染指標菌 一般細菌数、大腸菌群、大腸菌
食中毒起因菌 サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、腸管出血性大腸菌O157

店舗衛生検査

食品工場

厨房や食品工場内の調理器具や設備、調理従事者の手指の拭き取り検査を実施することで、衛生状態を確認することができます。
近年、食品からの直接の汚染のみではなく、まな板や包丁からの二次的汚染も多くなっており定期的な検査をお勧めします。

拭き取り検査 一般細菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ属菌

消費・賞味期限設定検査

当協会では、「食品期限表示の設定のためのガイドライン」(平成17年2月 厚生労働省 農林水産省)に基づき、消費期限や賞味期限設定のために必要な基礎データ取得のための保存検査を実施しています。
検査内容につきましては、当協会の職員が検査計画(期間、項目、保存条件等)をアドバイスしますので、お気軽にお問い合わせください。

様々な料理

保存検査事例(カット野菜)

保存温度:10℃  希望消費期限:5日間〇:検査実施  ―:検査無し
試験項目 製造日 製造後3日後 製造後6日後 製造後8日後
一般生菌数
大腸菌(E.coli)
黄色ブドウ球菌
・製造後8日まで品質が保持されていることが確認できたとき、8日×0.7=5.6日 消費期限5日と表示可能。

保存検査事例(焼菓子)

保存温度:30℃  希望消費期限:21日間〇:検査実施  ―:検査無し
試験項目 製造日 製造後9日後 製造後18日後 製造後27日後
一般生菌数
大腸菌群
黄色ブドウ球菌
・製造後27日まで品質が保持されていることが確認できたとき、27日×0.8=21.6日 賞味期限21日と表示可能。

その他の検査

水産用医薬品検査

水産業が盛んな愛媛県において使用頻度の高い3項目(オキシテトサイクリン、アンピシリン、エリスロマイシン)について検査を行います。1項目のみの検査も可能です。

魚の切り身

不揮発性腐敗アミン(ヒスタミン)

鮮度の落ちた魚介類や発酵食品にはヒスタミンが含まれることがあり、ヒスタミン中毒の原因となることがあります。一度生成したヒスタミンは、加熱等では分解できませんので、学校給食等への納品前検査や事業者様の自主検査としてお勧めしております。

食品添加物検査

食品衛生法では食品添加物(安息香酸、ソルビン酸等)の食品への規格基準が設けられており、それを順守する必要があります。当協会では様々な項目について検査しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

塩

重金属

食品中の汚染物質といわれる重金属の過剰摂取は、人体に悪影響を及ぼす可能性があり、食品衛生法で規格基準が決められています。当協会では、各種重金属の検査を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
項目:カドミウム、鉛、銅、亜鉛、砒素、水銀 等

検査のお申込みについて

採取容器

依頼書に必要事項をご記入のうえ、検査検体とあわせてお持込みまたはご送付ください。(※窓口にも依頼書をご用意いたしております)

受付時間

予約制となっておりますので事前にお電話でご予約をお願い致します。
詳しくは当協会へお問い合わせください。

検査料金

検査料金は項目によって異なります。当協会までお問い合わせください。
また、検査料金は原則として前納とさせていただいております。

検査試料の採取

検査試料はお持込みまたはご送付でお願い致します。
当協会職員が回収にお伺いすることもできますが、有料となります。

飲料水検査についてのお問い合わせ

089-987-8206